パニック障害になった日
こんばんは。
僕がパニック障害になった日のことを書きます。
2016年の2月頃
当時メディア業を起業して会社のトップとして働いていました。
起業メンバーは僕を含めて2人。
体制が少し整ったところでもう2人増え
4人で会社を営んでました。
嘘のような話に思われるかもしれませんが、起業以前よりちょっとした投資家と親しくしていて、その人に出資をしてもらい起業に至りました。
立ち上げから半年
ここで問題が発生しました。
後から迎え入れた2人のうちの部下1人がオーナーの友人だったのですが、これが仕事をする上での障害となりました。
オーナーはパーティを開いたりするのが好きな、通称パリピで、その部下は度々パーティーに誘われました。
少人数で運営していた会社という事もあり、一人一人のタスク(特に自分)はかなり多かったです。
自分自身は
朝から執務、午後から夕方にかけては打合せを何件もハシゴし、夜は会社に戻り予算管理をしたり、、、
終電で帰り
仕事が終わらなければ、そのまま家に持ち帰って終わるまで自宅で仕事。
そんな日々の中
オーナーの友人の部下は仕事放置で夕方からパーティに参加し朝まで遊んで次の日は欠勤。
他のメンバーは休みなく夜中まで働く毎日。
当人に指摘をするも
オーナーを盾にされ改善に至らず
しまいにはオーナーに呼び出され僕が責められる始末。
ほか従業員との定例でも当人を解雇する決断をしオーナーに提案するも玉砕。
もうここで体力的にも精神的にも限界だったのかもしれません。
そして
ついに身体に異変がおきました。
この日は朝から顔の感覚が麻痺しているような感覚があったのを覚えています。
とある打合せ中に
いきなりの嘔吐感、激しい動悸、次第に呼吸が出来なくなり
「あ、このまま死ぬんだ」
そう思いました。
椅子から転げ落ち、呼吸が出来ず意識が薄れる。。。
打合せ相手が救急車を呼んでくれてそのまま大きな病院に搬送。
搬送中も呼吸が上手くできず
意識も朦朧としていました。
そんな時でも
「打合せはどうする」「会社に帰って予算まとめなきゃ」なんて事を考えてたのを覚えてます。
その後、救急病院で適当な処置を施され点滴を投与され、即日で帰されました。
救急外来の診断では「異常なし」という驚きの診断。「過労ですねー」なんて言われました。
僕からしたら
「あれのどこが異常なしなんだ、じゃあアレはなんだったんだ」という漠然とした気持ちだけが残り、不安なまま部屋を出ると
そこに
オーナーがいました。
打合せ相手もオーナーと繋がりがある人で報告してくれていたようです。
病院の廊下で謝罪をし、オーナーの意向でしばらく休むことになりました。
翌日、ぜんそくの治療をしているかかりつけの病院で起きた事を話し、検査してもらい
そう診断されました。
ここから人生の歯車が狂った気がします。
処方されたのはリーゼ錠とデパス錠。
その後も日中は愚か寝ている時に過呼吸が起きたり、度々の発作に悩まされました。
今でもパニック発作は起きるのですが、発作が起こる直前の感覚や薬を肌身離さず持っているいるので、なんとかコントロールできてます。
パニック障害。。
やっかいな病気です。。
これが僕のパニック障害になった日の事です。
疲れたので眠ります。
次は「パニック障害になったその後」を書きます。
おやすなさい。